こんにちは、あきはるです。
フリーランスのイラストレーターになる具体的な手順や、稼げる年収を教えてください。
こんな疑問に答えます。
これまで好きでイラストを描いてきた方は、「フリーランスのイラストレーターになりたいな」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
実は今、フリーランスでイラスト作成の仕事をする人が増えています。しかし、正しい手順を知らずに独立しようとも、失敗に終わってしまうかもしれません。
そこで今回は、フリーランスのイラストレーターになる方法や目指せる年収、仕事の取り方を徹底解説いたします。
なお、そもそもフリーランスで稼げる仕事が知りたい方は『【2023年】フリーランスで稼げる仕事15選【儲かる職種一覧】』をご覧ください。
本記事の内容- フリーランスイラストレーターの手順
- イラストレーターの仕事の取り方
- フリーランスで失敗しない為の対策
現在の僕はフリーランス歴3年ほど。過去にWebライターの経験があり、SEO検定1級の資格を保有。ブログ収益は月間10万円ほど。
Twitter(https://twitter.com/akiharu_0309/)
それでは、始めていきます。
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目次
フリーランスのイラストレーターとは?
まずは、イラストレーターでフリーランスになった場合の仕事内容や年収についてご紹介します。
フリーランスイラストレーターの仕事内容
まず、フリーランスのイラストレーターは、会社員のイラストレーターと仕事の内容はそこまで変わりません。
クライアントからイラスト作成の依頼を受注して、要望通りにイラストを仕上げて納品します。そして、その対価として報酬をいただける形ですね。
具体的なイラスト作成の仕事は、
- 本や雑誌に使用するイラスト
- ゲームコンテンツのイラスト
- アニメなどのキャラクター
- 風景や背景などのイラスト
といったもので、多岐に渡ります。
最近では、ゲームの需要が増えていることもあり、ソーシャルゲームに利用されるイラスト作成の仕事が多い傾向にあります。
また、イラストレーターというと好きな絵を描いて給料をもらえるイメージがあるかもしれませんが、基本的にはクライアントの意向に従ってイラストを描くことが多いです。
そのため、「思ったより好きな絵が描けない」と葛藤に悩む方も多いです。
フリーランスイラストレーターの平均年収
フリーランスイラストレーターの平均年収は、300万円〜400万円ほどと言われています。月収で換算すると、月30万円程度ですね。
中には、年収1,000万円以上を稼ぐ人もいますが、基本的には年収300万円〜600万円の範囲がボリュームゾーンだと言えるでしょう。
イラスト作成の一般的な相場としては、1枚のイラスト作成で3,000円〜10,000円ほど、高くても20,000円〜30,000円ほどです。
個人的な意見としては、単価が安い傾向にあるので、高収入を得るにはブランディングを行い、売れっ子イラストレーターを目指すのが良いと思います。
イラストレーターでフリーランスと会社員の違い
イラストレーターでフリーランスと会社員の違いをご紹介します。
仕事内容には大きな違いはありません。ただし、会社員の場合はイラスト作成が主な業務ですが、フリーランスの場合は、請求書発行、案件獲得などの業務を全て自分でやる必要があります。
報酬の面でも安定している会社員と比較すると、フリーランスは不安定です。仕事がある人はめちゃくちゃ稼げますが、仕事がない人は収入がゼロということもあるでしょう。
フリーランスと会社員のどちらにもメリット、デメリットがあるので、自分のライフスタイルにマッチした選択をすることが大切です。
フリーランスのイラストレーターになる5つの手順
次は、未経験からフリーランスのイラストレーターになる方法をご紹介します。
手順は、以下の通り。
イラストレーターになる5ステップ- イラスト作成のスキルを身につける
- 実績のポートフォリオを作成する
- 案件を獲得してお金を稼ぐ
- 税務署に開業届を提出する
- フリーランスに必要なものを準備する
1つずつ解説していきます。
手順①:イラスト作成のスキルを身につける
まずは、イラスト作成のスキルを身につけましょう。
イラスト作成のスキルとしては絵を描くスキルに加えて、イラスト作成ツールを使いこなすスキルが必要です。
そして、実際の現場で使われるソフトとしては、PhotoshopやIllustratorといったツールがメインになっています。
もし、これらのツールの使い方に不安がある方は、講座などを受講してみるのもおすすめです。
adobeツールの使い方が学べる講座としては、以下のものがあるので興味がある人はチェックしてみてください。
adobeツールが学べる講座- アドバンスクールオンライン:Adobe製品を学割価格で購入できる
- Adobe(アドビ)マスター講座:Webクリエイター向け講座
手順②:実績のポートフォリオを作成する
イラスト作成のスキルを身につけたら、実際にイラストをいくつか描いてみて実績を作りましょう。
そして、イラスト実績をまとめたポートフォリオを作成することで、一気に仕事を獲得しやすくなりますよ。
ポートフォリオとは、「作品集」という意味で、自分のイラスト作成実績をまとめたページのことを指します。
基本的に、稼げるイラストレーターは間違いなくポートフォリオを持っているので、なるべく早く作成しておきましょう。
イラストレーターがポートフォリオを作成するには、foriioというサービスを使うか、自分のWordPressブログを立ち上げるのがおすすめです。
個人的には、WordPressブログは集客もできるので、フリーランスを目指すのであればブログを立ち上げる方が良いと思いますね。ブログの立ち上げ方は、以下にて解説しています。
>>WordPressブログの始め方を初心者向けに解説【画像付き】
なお、フリーランスがポートフォリオを作る方法は『フリーランスのポートフォリオの作り方を解説【参考サイト3つ紹介】』にて解説しています。
手順③:案件を獲得してお金を稼ぐ
ポートフォリオを作成したら、実際に案件を獲得してお金を稼いでみましょう。
最初は、ココナラやSKIMA(スキマ)といったクラウドソーシングを活用するのがおすすめです。
なぜなら、イラスト作成の案件が多いため、受注しやすいです。その上、実績にもなるので、今後の仕事も増えていく流れを作りやすいといえます。
基本的な戦略としては、最初は低単価で実績を積んで、実績が増えてきたタイミングで値上げをするようにしましょう。その辺りの値上げ戦略は、ライバルの設定金額などもリサーチすればOKです。
詳しくは、ココナラのイラストで稼ぐ方法として、以下の記事で詳しく解説しているのでそちらを参考にしてください。
なお、イラスト作成の案件獲得方法については、後ほど詳しく解説します。
手順④:税務署に開業届を提出する
イラスト作成で少しずつお金を稼げるようになったタイミングで、税務署に開業届を提出しましょう。
開業届とは、個人事業を開業するための申請書です。要するに、フリーランスになる手続きというわけですね。
開業届に関して、詳しくは以下の記事をご覧ください。
手順⑤:フリーランスに必要なものを準備する
ここまでで、フリーランスのイラストレーターになる手続きはほとんど完了です。
手順の最後としては、フリーランスでこれから飛躍していくために必要なものを準備することです。
具体的には、以下です。
フリーランスに必要なものを準備- 名刺
- 会計ソフト
- クレジットカード
フリーランスは名刺を作っておくと良いです。意外と盲点ですが、名刺がある方が企業と取引しやすかったりしますから。
あと、フリーランスは確定申告なども自分でやる必要があるので、会計ソフトや事業用のクレジットカードなども持っておくと良いでしょう。
おすすめの会計ソフトは以下の通りです。
おすすめ会計ソフトちなみに、僕はfreeeを使っています。freeeには会計以外のサービスとも連携していて、複合的に活用できるのでおすすめです。
フリーランスイラストレーターの仕事の取り方5選
次は、フリーランスのイラストレーターの仕事の獲得方法をご紹介します。
主な仕事の取り方としては、以下の5つです。
イラストレーターの案件獲得方法- クラウドソーシングを活用する
- ブログを立ち上げて発信する
- エージェントを活用する
- SNSで発信する
- コミュニティや交流会に参加する
1つずつ解説していきます。
その①:クラウドソーシングを活用する
1つ目は、クラウドソーシングを活用しましょう。
なぜなら、イラスト作成の案件はクラウドソーシングには大量にあるからです。
おすすめのクラウドソーシングとしては、以下です。
おすすめクラウドソーシング- ココナラ:自動で案件が獲得できるスキルシェア
- SKIMA(スキマ):イラスト作成を気軽に販売できるサービス
- クラウドワークス:国内最大級のクラウドソーシング
全て無料で登録できるので、登録を済ませて随時チェックするようにしましょう。
ただし、クラウドソーシングの案件は低単価なものが多いので、最初の実績作りと割り切って活用しましょう。低単価に甘んじると疲弊してしまいますので。
イラスト作成におすすめのクラウドソーシングは以下の記事で詳しく紹介しています。
その②:ブログを立ち上げて発信する
2つ目は、ブログを開設して発信を行いましょう。
イラスト作成に関するブログを書いていくと、興味をもったお客さんから依頼をいただけるようになります。
具体的には、
- イラスト作成の相場とは?
- イラスト作成を依頼する注意点
というような、イラストを発注したいお客さんが気にすることをブログに書いていくことが大切です。
ブログがあると企業案件なども受注しやすくなるので、フリーランスとして稼ぎたい方は絶対に始めておくべきだといえます。以下の記事より簡単にスタートできますよ。
その③:エージェントを活用する
3つ目は、エージェントを活用することです。
エージェントはクラウドソーシングよりも高単価かつ長期案件があるので、そちらもチェックしておくようにしましょう。
さらに、エージェントに登録すると担当者が面談をしてくれて、トレンドなど耳寄りな情報を教えてくれますよ。
プロと面談してから、実績作りをする流れでも良いと思います。おすすめエージェントは以下の通りです。
おすすめエージェント- レバテッククリエイター:無料で使えるWeb系特化の案件獲得サイト
- ITプロパートナーズ:フリーランス向けのエージェント
- レバテックフリーランス:案件が豊富な有名エージェント
公式サイトから案件の情報も見れるので、「案件一覧」の検索窓に「イラスト」というキーワードで検索してみると、案件が見えますよ。
その④:SNSで発信する
4つ目は、InstagramやTwitter(X)などのSNSでイラスト作成に関する情報を発信することです。
最近では、SNSの活用が主流になってきているので、SNSを日常的にみているクライアントも多く、受注に繋がることも多いです。
特に、イラストレーターさんでインスタグラムを活用している人も多いため、最初はイラストの画像をインスタグラムにアップしてみるのもおすすめです。
その⑤:コミュニティや交流会に参加する
5つ目は、コミュニティや交流会、イベントなどに参加することです。
なぜなら、コミュニティなどで人脈を広げていくと、そこから仕事の獲得に繋がることもよくあるからです。
僕の知っているフリーランスの方でも、コミュニティのオフ会に参加した際に知り合った方から仕事を受注していたりします。
最近では、オンラインサロンという形でのコミュニティも多いので、そこで信頼を獲得し仕事につなげるのもおすすめですよ。
以上の5つが主な仕事の取り方でした。ぜひ実践してくださいね。
フリーランスのイラストレーターで失敗を防ぐ対策
最後は、フリーランスのイラストレーターとして独立してから失敗しないための対策をご紹介していきます。
失敗を防ぐ対策は、以下の3つです。
フリーランスが失敗しない対策- お金を稼ぐことを最優先に考える
- いきなり独立せず副業から始める
- お客さんの意図を大事にする
1つずつ簡単に解説していきます。
①:お金を稼ぐことを最優先に考える
イラストレーターとしてフリーランスになるなら、お金を稼ぐことを最優先に考えましょう。
なぜなら、フリーランスは特にお金が稼げないと、生活ができず失敗してしまうからです。
よくある失敗例としては、「私はお金のためにイラストを書いているわけじゃない。自分が好きなイラストを書いて、お金が稼げたらラッキー」といったマインドです。
現実的に、お金が稼げないと活動は続けられません。お金が有り余ってるなら、話は別ですが、独立したての頃はお金を稼ぐことに必死になることが大切ですよ。
②:いきなり独立せず副業から始める
2つ目として、収入がない状態からいきなりフリーランスとして独立するのは失敗の元になるので、注意しましょう。
可能なら、今の会社を辞めずに副業からスタートすることが大切です。
フリーランスになる基準としては、副業で月5万円を超えたあたりですね。副業で月収5万円稼げれば、独立後に時間を使えれば生活費くらいは稼ぐことができます。
③:お客さんの意図を大事にする
3つ目は、お客さんの意図を大事にすることです。
イラストレーターで失敗してしまう人は、自分が描きたいイラストを描こうとしてしまうことです。
というのも、イラストレーターはクライアントワークですので、お客さんの意図を尊重してイラストを描くのが仕事の本質だといえます。
にも関わらず、「私はこういうイラストを描きたい」といった形で仕事をしていると、クライアントが離れてしまい依頼が徐々に減っていってしまいます。
あくまでお客さんの意図を尊重した上で、お客さんにメリットのある提案を心がけるようにしましょう。
以上がフリーランスのイラストレーターとして失敗しないための対策です。
まとめ:未経験でもフリーランスのイラストレーターになれる
今回は、フリーランスのイラストレーターになる方法と、目指せる年収、仕事の取り方などを詳しく解説しました。
フリーランスのイラストレーターはイラストを描いて自由に働きたい人にとっては、理想の仕事だと言えるでしょう。
未経験からでも挑戦する価値は大いにあると思いますよ。
ぜひ、頑張ってください。
今回は以上です。