Webマーケティングでフリーランスになるには？現役マーケターが解説

こんにちは、あきはるです。

悩む人

Webマーケティングでフリーランスになるにはどうすればいいですか？

フリーランスWebマーケターの年収や必要なスキル、案件獲得の方法などを教えてください。

こんな疑問に答えます。

最近では、Webマーケティングの仕事でフリーランスになりたいと考える人も多いです。

しかし、Webマーケティングの仕事は幅広いので、正しい知識を知らないと、いつの間にか自分の理想とはかけ離れた道に進んでしまうかもしれません。

そこで今回は、現役Webマーケターの僕が、Webマーケティングでフリーランスとして独立する手順や、必要スキル、案件獲得の手法などを解説していきます。

なお、そもそもフリーランスで稼げる仕事が知りたい方は『【2023年】フリーランスで稼げる仕事15選【儲かる職種一覧】』をご覧ください。

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それでは、始めていきます。

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フリーランスWebマーケターの仕事内容や年収とは？

まずは、Webマーケティングでフリーランス独立した場合の仕事内容や、年収をご紹介します。

Webマーケティングの仕事の種類

前提として、Webマーケティングの仕事は幅広いです。そのため、「Webマーケター」と言っても、人それぞれ全く異なることをやっていることもあります。

まずは、Webマーケティングの仕事の種類を知りましょう。具体的には、以下の通りです。

一般的なWebマーケティング会社で多いのは、「SEO系の会社」か「広告系の会社」です。

とはいえ、時代の流れと共にマーケティングの手法が多様化しており、昔はなかったようなSNSマーケティングや、動画マーケティングなども最近では出てきていますね。

まずは、自分がどの分野でWebマーケターになりたいのかを明確にすることが大切です。

あきはる

フリーランスWebマーケターの平均年収

一般的なフリーランスWebマーケターの平均年収は400万円〜500万円程度と言われています。月収に換算すると、40万円程度です。

とはいえ、フリーランスマーケターは稼げない人は年収100万円〜300万円程度だったり、稼げる人は年収3,000万円を超えている人もいたりします。

個人的な感覚としては、クライアントワークを専門にするマーケターの年収は2,000万円〜3,000万円くらいが最大値だと思います。

中には、それ以上稼ぐ人もいますが、そういった方はおそらくブログやSNS、YouTubeなどをやっている方々ですね。年収3,000万円超えを目指すなら、そういった選択も必須です。

Webマーケターでフリーランスと会社員の違い

では、Webマーケティングを仕事にしているフリーランスと会社員では、何が違うのでしょうか。

結論としては、対応する業務にそこまで違いはありません。

ただし、会社員のWebマーケターは会社の方針に従って、大体いつも同じようなマーケティングの仕事を行います。

一方、フリーランスのマーケターはその時期によって自分がやりたい案件を選びながら対応していくことができます。

会社員かフリーランスか迷っている方は、その辺りも考慮すると良いでしょう。

Webマーケティングでフリーランスになるには？独立までの手順

では、本題のWebマーケティングでフリーランスとして独立する方法をご紹介します。

1つずつ解説していきます。

手順①：Webマーケティングスキルを習得する

1つ目は、Webマーケティングのスキルを身につけることです。

先ほど紹介したWebマーケティングの専門スキルの中で、自分が興味あるものを学習し、スキルを身につけましょう。

Webマーケティングスキルを身につける方法としては、

• 独学で習得する
• スクールで学ぶ

の2種類があります。

正直、Webマーケティングのスキルは独学でもスクールでもどちらでもOKです。

というのも、Webマーケティングは実践することが最も大事なので、理論的な知識を身につけるだけではそこまで大きな影響がないからです。

逆に言うと、実践的な体験ができるスクールはおすすめです。以下のスクールは、実践的なスキル習得を意識しているので、興味があれば無料体験を受けてみてください。

なお、フリーランスのWebマーケターを目指す人向けのおすすめWebマーケティングスクールは『フリーランスを目指せるWebマーケティングスクールおすすめ5選！』にて詳しく紹介しています。

手順②：Webマーケティングで実績を作る

Webマーケティングのスキルを学習したら、すぐに実践して小さな実績を作りましょう。

というのも、Webマーケティング業界は実績が全てなので、フリーランスの案件を獲得していくにも、実績がないと話になりません。

最初は小さな実績からでOKです。

個人的なおすすめとしては、ブログ運用です。なぜなら、ブログならSEO対策が学べて実績が積める上に、アフィリエイト広告の知識も身に付くからです。

それに、「SEO=Webマーケティングの王道」なので、企業から評価されやすいですよ。

あきはる

SEO対策の実績を積みたい方は、『WordPressブログの始め方を初心者向けに解説【画像付き】』を参考にブログを開設しましょう。なお、ブログは時間がかかるので、早く始めるに越したことはないです。

いずれにしても、最初の案件を獲得するためには小さな実績が大切です。

手順③：副業でWebマーケ案件を獲得する

次は、小さな実績を武器にして、副業でWebマーケティング案件を獲得しましょう。

スキルを身につけたらいきなりフリーランスになるのではなく、副業から小さく始めていくことが大切です。

最初の案件の例としては、

• 広告運用の担当者募集
• SEOライティング
• 自社メディアのSEO担当
• キーワードリサーチ

など、自分が可能な案件の中からWebマーケティングに近いものを選び、少しずつ理想の仕事に近づけていきましょう。

こういった小さな実績を積み上げて徐々に大きな案件を獲得していくと、フリーランスになった後もかなり安定しやすいですからね。

なお、副業のWebマーケティング案件を受注するには、ITプロパートナーズやレバテッククリエイターなどのエージェントか、クラウドソーシングサイトを活用しましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトは『【2023年】クラウドソーシングサイトおすすめ15選【初心者向け】』にて紹介しています。

手順④：転職かエージェントの仕事を獲得する

副業で少しずつ実績を増やしていったら、次はWebマーケティング業界に転職するのがおすすめです。

というのも、会社員のマーケターとして実務経験1年〜3年程度あると、フリーランスになってから案件がかなり受注しやすくなります。

もし、転職することに抵抗がないのであれば、実績を武器に転職活動をしましょう。以下のエージェントで担当者に相談すると、転職先をたくさん紹介してくれますよ。

また、転職はせずにフリーランスを目指すのであれば、フリーランスエージェントで実績を積むのもおすすめです。なぜなら、エージェントの案件に対応すれば、強い実績になるからです。

以下のエージェントは全て登録してから、担当者に相談して案件を振ってもらいましょう。

これらは全て無料で使えるので、ガッツリ活用していきましょう。

なお、おすすめのフリーランスエージェントは『【2023年】フリーランスエージェントおすすめ10選【未経験向け】』にて、詳しく紹介しています。

手順⑤：継続案件を確保してフリーランス独立

転職やエージェントを活用して実務経験を積んだ後は、フリーランスとして独立しましょう。

ポイントとしては、フリーランスにとっては安定的に稼ぐことが重要なので、継続案件を確保した状態で独立するのがおすすめです。

会社を退職する前に案件を獲得しておいたり、強い実績を作っておいて、継続的に稼げるフリーランスを目指しましょう。

以上が、Webマーケティングの仕事でフリーランスとして独立する方法でした。困ったことがあれば、フリーランスエージェントに相談すれば親切に教えてくれますよ。

Webマーケティングのフリーランスに必要な3つのスキル

次は、Webマーケティングでフリーランス独立を目指す人が身につけておくべきスキルをご紹介します。

1つずつ解説していきます。

その①：専門分野のWebマーケティングスキル

1つ目は、専門分野のWebマーケティングスキルです。

これはフリーランスでマーケティングの仕事をするのであれば、必須のスキルですね。

具体的には、

• SEO対策
• 広告運用
• SNSマーケティング
• 動画マーケティング
• コンテンツマーケティング

など、自分が仕事をしたい分野の専門的なマーケティングスキルを身につけましょう。

おすすめとしては、特定のスキルを1つだけは徹底的に伸ばしましょう。そして、その他のスキルは基礎的な部分を理解している状態にしておくと良いでしょう。

その②：論理的な課題抽出力

2つ目は、企業の課題を抽出するための論理的な思考力です。

というのも、全ての会社はリソースが足りていないので、重点的にリソースを充てるべき箇所を論理的に抽出して、資源を投下していく判断力がマーケターには求められます。

例えば、SEO対策においてはサイトの状況や競合を分析して、「どのキーワードを狙うべきか？」「どの順番で記事を入れるか？」といったことを決めなければなりません。

この時に、論理的に説明ができなければクライアントは納得してくれませんからね。

あきはる

こういった論理的な思考力は、実践を通して学んでいく必要があります。1番手軽に学べるのはブログ運営なので、全てのフリーランスWebマーケターにブログはおすすめです。

その③：コミュニケーション力

3つ目は、コミュニケーション力です。

なぜなら、フリーランスのWebマーケターはクライアント、Webライター、デザイナーなど、様々な人と関わる機会があるからです。

コミュニケーション力が低いとプロジェクトを前に進めることができませんよね。

あきはる

そのため、他の人よりもリーダーシップを発揮して、施策を実行していく必要があるので、コミュニケーション力は欠かせません。

以上の3つがフリーランスとしてWebマーケティングの仕事をする場合に必要なスキルでした。ぜひ身につけるようにしましょう。

フリーランスがWebマーケティング案件を獲得する方法

次は、フリーランスWebマーケターとして、案件を獲得する方法をご紹介します。

主に、以下の3つの方法があります。

1つずつ解説していきます。

①：フリーランスエージェントを使う

1つ目は、フリーランスのエージェントを活用することです。

基本的に、フリーランスが案件を獲得するには、エージェントを使うのが最もおすすめです。

なぜなら、エージェントは高単価かつ長期契約の案件を多数抱えているので、そういった案件を受注すればフリーランスでも長く稼げるからです。

実際に、エージェントの案件を確認して欲しいのですが、Webマーケティングの案件は月額60万円〜100万円レベルの案件もあるので、年収1,000万円超えも現実的です。

フリーランスで安定して高収入を稼ぎたいなら、エージェントの活用は必須ですよ。

あきはる

全て無料で使えるので、活用して高い収入を得て下さい。

②：ブログやSNS経由で依頼を獲得する

2つ目は、ブログやSNS経由で案件を獲得することです。

最近では個人の名前で仕事を請ける人も増えてきており、ブログやSNSで発信していくと企業の担当者に見つけてもらいやすくなります。

僕も自分が運営しているブログやSNSから仕事の相談が来たりしていますよ。

あきはる

また、ブログやSNSはフリーランスとして活動する上での名刺代わりのツールにもなるので、フリーランスのWebマーケターを目指すのであれば必須です。

フリーランスがブログを運営するメリットは他にもたくさんあるので、興味がある方は『フリーランスにブログ運営が必要な理由5つ【ブログの始め方も紹介】』も併せてご覧ください。

③：企業に直接営業する

3つ目は、企業に直接営業して仕事を獲得することです。

企業に営業をするには、

• エンドクライアントに営業する
• Webマーケティング会社に営業する

といった2つのパターンがあります。

エンドクライアントに営業をする場合は、自分がWebマーケティング会社のような形でWebマーケティング施策を提案する形で営業をしていきます。

一方、Webマーケティング会社に営業をする場合は、Webマーケティング会社が既に行っている仕事の一部を業務委託という形で、依頼を請けるイメージです。

どちらの場合でもメリットとデメリットがありますね。

あきはる

エンドクライアントに営業する場合は案件を受注するハードルが高い分、高単価で受注することができます。反対に、マーケティング会社に営業する場合は、案件を受注しやすいですが単価が低い下請け案件になります。

まずは、自分がやってみたい方に営業をしてみるのがおすすめです。

営業の仕方としては、Google検索で

• 「地域名 Webマーケター」
• 「地域名 Webコンサルティング」
• 「Webマーケター パートナー募集」

というように調べれば会社がたくさん出てくるので、興味があるところにメールを送っていけばOKです。

以上がWebマーケティングの案件獲得方法でした。なかなか相手にされないことも多いですが、実績を積みながらめげずにトライしてみてください。

Webマーケティングでフリーランス独立に関するよくある質問

最後に、Webマーケティングのフリーランス独立に関して、よくある質問に答えていきます。

Q1：未経験からフリーランスWebマーケターになれる？

未経験からでもいきなりフリーランスWebマーケターになることは可能です。

ただし、未経験者は実績がないと案件を受注するのは難しいかもしれません。

おすすめの方法としては、ブログを運営して実績を積むことですね。広告運用とかでも良いのですが、いきなり広告はお金がかかりすぎるので、、。

ブログなら少ないお金で実績が積めますよ。ブログの始め方は、以下の記事を参考にしてください。

Q2：フリーランスWebマーケターの失敗例は？

フリーランスWebマーケターのよくある失敗例としては、案件の請けすぎで忙しくなることですね。

Webマーケターはクライアントに提案したり、レポートを作成する必要があります。そのため、案件をたくさん受けてしまうと、手が回らなくなり仕事が雑になって信用を落としてしまったりします。

この失敗の対策としては、自分のキャパをしっかりと把握して、キャパオーバーな案件は断ったり、上手に外注化して組織化していくことです。

かなり難易度は高いですが、徐々に慣れていくことが大切です。

Q3：Webマーケティングは副業でも稼げる？

Webマーケティングは副業でも稼げます。

なぜなら、基本的にはフルリモートの案件が多く、パソコンさえあればどこでも仕事ができるからですね。

例えば、ITプロパートナーズなどのエージェントを見てみると、週2日から働ける案件があったりするので、こういった案件を受注していけば、副業でもガッツリ稼ぐことが可能ですよ。

また、稼いでいるWebマーケターの中には、副業ブログでガッツリ稼いでいる人もいたりするので、やはりブログはおすすめですね。

まとめ：未経験からWebマーケティングでフリーランス独立は可能！

今回は、Webマーケティングの仕事でフリーランス独立する方法をご紹介しました。

未経験からでもスキルを習得し実績を積めば、フリーランスWebマーケターになることは可能です。

まずは、ブログや広告運用などから小さな実績を積んでいってください。

今回は以上です。