こんにちは、あきはるです。
フリーランスにおすすめのアルバイトや、確定申告のやり方も教えてください。
こんな疑問に答えます。
フリーランスで売上が不安定な時期には、「アルバイトでもしようかな…」と考えることがありますよね。
しかし、アルバイトをするとなると、
- 本業に支障が出ないかな?
- 確定申告はどうやるんだろう?
- 副業でバイトはどうなんだろう?
といった疑問があったりします。
そこで今回は、僕自身の経験を踏まえて、フリーランスがアルバイトをやるときの注意点や、確定申告のやり方について解説します。
本記事の内容- フリーランスとアルバイトの違い
- アルバイトを行うメリットとデメリット
- フリーランスにおすすめのアルバイト
- 確定申告のやり方と注意すべきこと
本記事を書いている僕はフリーランス3年歴ほど。ブログの収益は月17万円を超えました。さらに、会社員とフリーランスの両方の経験があります。
Twitter(https://twitter.com/akiharu_0309/)
それでは、始めていきます。
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目次
フリーランスとアルバイトは掛け持ちができる?
まず、フリーランスはアルバイトと掛け持ちをすることが可能です。
フリーランスの本業の収入に不安がある方は、アルバイトを行い収入源を増やしておくと良いでしょう。
イメージしやすい例としては、芸能人を目指す人がアルバイトをしながら生計を立てる感じですかね。
しかし、アルバイトのやりすぎにより、本来やるべきフリーランスの仕事が疎かになってしまっては本末転倒になるので、注意しましょう。
アルバイトより転職するのもありそして、アルバイトをやろうと検討している人は、おそらく収入面で不安がある方ですよね。
もし、自分がフリーランスとしてやっていきたい分野を専門にしている会社があるのであれば、いっそのこと転職してしまうのもおすすめです。
例えば、デザイナーのフリーランスとして思うように稼げないとしたら、アルバイトをするよりもデザイン会社に転職してスキルアップするイメージですね。
Web系で転職を検討する方は、以下のエージェントを活用しましょう。
Web系の転職エージェント- GEEKLY(ギークリー):Webデザイナー・エンジニア向け転職エージェント
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フリーランスとアルバイトの主な違いとは?
そもそも、フリーランスとアルバイトの違いをご紹介いたします。
最も大きな違いとしては、契約形態になります。
フリーランスはお客さんの企業と業務委託契約を結ぶため、業務の成果に応じて報酬が支払われます。一方で、アルバイトはアルバイト先の企業と雇用契約を結ぶため、働くことへの対価としてお給料をもらいます。
例えば、フリーランスはどれだけ働こうとも、約束の納品物を納品できなければお金がもらえませんが、アルバイトであれば決められた時間を働けば成果に関わらずお金がもらえる感じですね。
よく分からない人は、「アルバイトはとりあえず、その場にいればお金がもらえる」と思っておけばOKです。
フリーランスがアルバイトを行うメリット5つ
それでは、フリーランスがアルバイトを行うメリットを5つご紹介いたします。
アルバイトを行うメリット5つ- 安定した収入が得られる
- スキルアップに繋がる
- 仕事の負荷が少ない
- 規則正しい生活ができる
- 気分転換になる
順番に解説します。
①:安定した収入が得られる
1つ目は、安定した収入が得られます。
フリーランスは収入が不安定だったりするので、アルバイトをすることにより収入が安定するでしょう。
例えば、時給1,200円程度のバイトを月に週2日ほど働くだけでも、月に8万円程度稼げます。
②:スキルアップに繋がる
2つ目は、スキルアップに繋がることもあります。
これはアルバイトをする業種にもよりますが、例えば、フリーランスのデザイナーであれば、デザイン事務所でアルバイトをすればスキルアップに繋がりますよね。
そのように、自分がフリーランスで本業にしている業種と、同じ業種の会社にアルバイトで入り込めばスキルアップができます。
③:仕事の負荷が少ない
3つ目は、仕事の負荷が少ないことです。
フリーランスの仕事に比べると、アルバイトで行う仕事は負荷が少ないはずです。
基本的には、フリーランスでも会社員でも負荷がある仕事をしている人が多いと思うので、アルバイトでこういった収入源を確保するのはおすすめだったりします。
④:規則正しい生活ができる
4つ目は、規則正しい生活ができる点です。
フリーランスの中には夜更かしして、昼過ぎに起きて、ダラダラ仕事をする、という怠惰な生活を送ってしまっている人も多いです。
しかし、アルバイトのシフトを朝から入れてしまえば、嫌でも働かないといけなくなり、結果として規則正しい生活リズムを取り戻せます。
⑤:気分転換になる
5つ目は、気分転換になる点です。
アルバイトの中には、好きなバンドのライブのイベントスタッフがあったり、フードデリバリーで運動不足を解消できたりと、気分転換になる仕事もあります。
フリーランスでなんとなく停滞気味の人にとっては、アルバイトが良い気分転換になるでしょう。
以上が、フリーランスがアルバイトを行うメリットでした。
フリーランスがアルバイトを行うデメリット3つ
次に、フリーランスがアルバイトを行うデメリットをご紹介します。
アルバイトを行うデメリット3つ- 時給が低い
- 疲れてしまう
- 本業が疎かになる
1つずつ解説していきます。
①:時給が低い
1つ目は、アルバイトの時給が低い傾向にある点です。
一般的なアルバイトであれば、時給は900円〜1,500円程度だと思います。
一方で、フリーランスの報酬を時給換算すると、大体2,000円〜5,000円ほどですよね。
フリーランスとアルバイトを比較すると、フリーランスの方が時給が高いので、アルバイトを増やしすぎると仕事の時間が少なくなり、収入が下がってしまう恐れがあります。
そのことを知った上で、最適なアルバイト時間にすることが大切です。
②:疲れてしまう
2つ目は、アルバイトをやることにより、疲れてしまうことです。
アルバイトで肉体労働や、接客業などの人と接する仕事をすると、自分が思っている以上に疲れてしまいます。
その結果として、フリーランスとしての本業の仕事に影響があるのもデメリットだと言えるでしょう。
例えば、自転車でUber Eatsのアルバイトをやっている人が、バイト終わりに在宅でパソコン仕事をするにしても、「眠くてたまらない…」みたいなことになりかねません。
アルバイトをするときは、疲れすぎないものを選ぶことも大切です。
③:本業が疎かになる
3つ目は、本業がおろそかになってしまうことです。
例えば、本業よりもアルバイトの方が楽しくなってしまい、いつの間にかアルバイトのシフトをめちゃくちゃ入れてしまい、本業が疎かになってしまうかもしれません。
アルバイトも立派な仕事ではありますが、フリーランスとして活動している人にとってはフリーランスの仕事の方が大事だったりするでしょう。
以上がフリーランスがアルバイトを行うデメリットでした。
フリーランスがアルバイトを選ぶ3つのポイント
では、フリーランスにとって最適なアルバイトとは何でしょうか。
ここでは、アルバイト選びのポイントをご紹介します。
アルバイトの選び方ポイント3つ- フリーランスの仕事に支障がないか
- スキルアップに繋がるか
- 時間が無駄にならないか
1つずつ解説していきます。
①:フリーランスの仕事に支障がないか
1つ目は、フリーランスの仕事に支障がないかどうかです。
具体的には、
- 本業の時間が削られないか?
- 疲れすぎて本業に影響がないか?
- 本業への気持ちが下がらないか?
などなど、総合的にフリーランスの仕事に支障がないかどうかは判断するようにしましょう。
フリーランスの人はおそらく実現したい何かがあるのではないでしょうか?
それがアルバイトをすることによって遠ざかるのであれば、アルバイトはやらない方が良いでしょう。
自分が成し遂げたいことに近づく選択をすることが大切です。
②:スキルアップに繋がるか
2つ目は、自分の本業へのスキルアップに繋がるかどうかです。
例えば、デザイナーであればデザイン事務所でバイトをしたり、エンジニアであればエンジニアのバイトを選ぶことがおすすめです。
③:時間が無駄にならないか
3つ目は、そもそもとして時間が無駄にならないかどうかです。
例えば、アルバイトをするより転職した方がスキルアップに繋がるなら、転職してしまった方が時間を有効活用できるでしょう。
特に、若い頃の時間は貴重なので、なるべく人生がより良く進むことに時間をあてることが大切です。
なお、そもそもとしてアルバイトよりもWeb系の仕事をした方が在宅でも稼げたりしますので、そういった仕事に興味がある人は以下の記事もご覧ください。
フリーランスにおすすめのアルバイト3種類
それでは、フリーランスにおすすめのアルバイトを3種類ご紹介いたします。
おすすめアルバイト3種類- 本業と同じ職種のアルバイト
- Uber Eatsなどのフードデリバリー
- 単発で稼げるアルバイト
1つずつ紹介していきます。
その①:本業と同じ職種のアルバイト
1つ目は、本業と同じ職種のアルバイトです。
これは何度も繰り返していますが、やはり本業のスキルアップに繋がるアルバイトが1番おすすめです。
どうせ同じ時間をアルバイトにあてるのであれば、少しでも本業に影響するアルバイトを選んだ方が良いでしょう。
そして意外にも、自分の本業の業種でアルバイトを募集しているパターンはかなりありますよ。ぜひ、探してみてください。
その②:Uber Eatsなどのフードデリバリー
2つ目は、Uber Eatsなどのフードデリバリーのアルバイトです。
なぜなら、誰でもできる上に、運動不足が解消され、高収入も目指せるからです。
僕が知っている例ですと、Uber Eatsの配達員の方でめちゃくちゃ働いて月収100万円以上稼ぐ方がいます。
例えば、3ヶ月をUber Eatsをガチでやって300万円貯めて、そこから本業に専念するみたいなことも可能です。
その③:単発で稼げるアルバイト
3つ目は、単発で稼げるアルバイトです。
なぜなら、単発で稼げるバイトは時間の融通がきいたりするので、フリーランスをしながらでも掛け持ちしやすいからです。
具体的な仕事としては、イベントスタッフや警備スタッフ、チラシ配りなどがあります。
単発で稼げるバイトをやるにはプチジョブといったバイトアプリに登録すると良いかと思います。
フリーランスがアルバイトをした場合の確定申告のやり方
次は、フリーランスがアルバイトと掛け持ちをした場合の確定申告のやり方をご紹介します。
具体的には、以下のステップで行いましょう。
確定申告のやり方3ステップ- アルバイト先で源泉徴収票をもらう
- 事業所得と給与所得を分けて記入する
- 申告書を記入して税務署に提出する
1つずつ簡単に解説していきます。
手順①:アルバイト先で源泉徴収票をもらう
まずは、アルバイト先で源泉徴収票というのをもらいましょう。
源泉徴収票とは、1年間の給料と納付した所得税を記載した書類のことです。
というのも、フリーランスの事業で得た所得は『事業所得』と言われるのに対し、アルバイトで得た所得は『給与所得』といいます。
違いとしては、事業所得は自分で所得税を納めるのに対して、給与所得は従業員ではなく会社側が代わりに所得税を納めます。
そのため、源泉徴収票を確認することで、給与所得からいくら所得税が納められているかを確認することができるのです。
「めんどくさそうだから、無視してもいい?」と思う気持ちも分かりますが、無視してはいけません。
なぜなら、給与所得の分の税金は源泉徴収で既に納められているので、事業所得と混ぜてしまうと二重に税金を納めてしまうことになるからです。
手順②:事業所得と給与所得を分けて記入する
2つ目は、事業所得と給与所得を分けて、確定申告書に記入しましょう。
源泉徴収票に記載の金額を確定申告の適切な箇所に入力すると、納付する税金から控除されます。
もし、源泉徴収で所得税を払いすぎていた場合は、還付金を受け取る事ができます。
ちなみに、僕の知り合いのフリーランスは雇用先の会社に源泉徴収をされているので、還付金として毎年30万円〜40万円程度のお金を国から返してもらっています。
お得な可能性もあるので、間違いなく分けて申告しましょう。
手順③:申告書を記入して税務署に提出する
最後は、確定申告に必要な処理をして、税務署に提出すれば完了です。
「いろいろ複雑で難しい〜」と感じた方もいるかもしれません。
大事なことは、
- フリーランスは後から税金を支払う
- アルバイトは既に税金を納めている
ということです。
だからこそ、確定申告は『源泉徴収と、分ける必要がある』と覚えておいてください。
もし、確定申告を行う時期に分からない事があれば、税務署に電話して相談してみれば意外と教えてくれたりします。(忙しい時期だと無理かも!)
なお、確定申告に関しては、以下の国税庁のサイトも確認しておくことをおすすめします。
フリーランスがアルバイトの確定申告をしないとどうなる?
もし、フリーランスが確定申告をしないとどうなるかお伝えします。
確定申告を行うべき人が確定申告を行わなかった場合は、無申告加算税や延滞税などのメナルティが課せられる可能性があります。
「確定申告をやったかどうかはバレるの?」と思うかもしれませんが、バレることも可能性としてはありますね。
なぜなら、税務署は銀行や請求書などの情報から調査できるからです。
なお、万が一、確定申告を忘れてしまった場合は、以下の記事も参考にしてください。
まとめ:フリーランスがアルバイトをやるのはあり!
今回は、フリーランスがアルバイトを行う際のメリットやデメリット、確定申告における注意点などを解説しました。
フリーランスが一時的にアルバイトを行うのはおすすめです。
とはいえ、フリーランスとしての本業に支障がない程度にしておきつつ、本業のスキルアップに繋がるアルバイトを選ぶようにしましょう。
ぜひ、お互い頑張っていきましょう。
今回は以上です。